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[社会性報告]社会への責任と貢献 CSR報告書 | 大同特殊鋼

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(1)

CSR

Corporate Social Responsibility:

企業の社会的責任)の重要性が海外だけでなく国内

にも浸透しています。社会の持続的な発展を維持していくために、経済面だけでなく環境面、社会

面も含めた活動が企業に求められています。

 当社では、お客様、株主・投資家、地域社会、従業員をステークホルダーと捉え、トリプルボトム

ライン(社会、環境、経済)に基づいて全方位的な活動を行っています。

社会への責任と貢献

大同特殊鋼の考えるステークホルダー

大同特殊鋼の考える企業活動

お客様

従業員

株主・投資家

地域社会

企業活動

社会面 環境面 経済面

(2)

当社は 、企業倫理憲章の制定、行動基準の明文化などを通じて全社に社会的責任への指針を周知徹底させて

います。

2007

年度には

CSR

の推進体制を刷新し、全社的な

CSR

への取り組みの更なる強化を図っています。

CSR

経営

CSR

推進体制 概念図

 当社は

CSR

経営を推進するため

2007

年度に「

CSR

委員会」を設置し、

CSR

への取り組みに対する確認・点検を行って

います。

指示

CSR委員会

委員長: 社長執行役員 副委員長:副社長執行役員、

CSR

総括役員

事務局: 経営企画部 リスクマネジメント委員会

内部統制委員会

企画委員会

海外委員会

通商委員会

人事労務委員会

安全委員会

衛生委員会

技術委員会

環境委員会

エネルギー委員会

IT委員会

報告

各委員会のCSRに関する事項について

活動状況を確認

各事業部門・各事業場 本社・支店・営業所 グループ会社

(3)

ガバナンス体制

当社では、変化の激しい経営環境に対応すべく、コーポレー ト・ガバナンスを経営の最重要課題の一つと認識し、経営の効 率化、意思決定の適正化・迅速化および経営の透明性の確保 に向けた取り組みを行っています。

当社は監査役会設置会社制度を採用し、社外取締役

2

名を

含む取締役会および社外監査役

2

名を含む監査役が業務執行

を監督・監査する体制を採用することにより、コーポレート・ ガバナンスの充実を図り、意思決定の適正化・迅速化と経営の 透明性・公正性を確保しています。

また、執行役員は各グループ会社の監査役または取締役を 兼務し、業務執行状況の監査および助言を行い 、連結経営の 強化に努めています。

当社のコーポレート・ガバナンスの状況については、当社

Web

サイトにて「コーポレート・ガバナンスの状況」を開示して

います。

➡ http://www.daido.co.jp/ir/policy/governance.html

[業務執行・監査および内部統制の仕組み] 2017年6月28日現在

報告 監査 選解任

選解任 選解任

選解任

株主総会

グループ会社

CRM部※

(内部監査) 監査役会 監査役 3名 うち、社外監査役 2名

会計監査人 (外部監査)

社長執行役員

副社長執行役員

経営会議

委員会 ・リスクマネジメント ・内部統制   など

執行役員 執行役員会

各事業部門 関連事業部  など

取締役会 取締役 10名 内、社外取締役 2名 監査

会計監査

監査

報告 助言 支援

※ 2017年6月28日付で、監査およびリスク管理強化のため、組織の見直しを行い監査部をCRM部としました。

CSR経営

(4)

リスクマネジメントとコンプライアンス

 当社では、リスクマネジメントおよびコンプライアンス重視の 経営を実践しています。

 具体的には、リスクマネジメントに関する基本的な事項を「リス クマネジメント規程」にて定めているほか、当社グループにおい て近い将来に発生が予想されるリスクおよび潜在的リスクのマネ ジメントについて審議する機関として、「リスクマネジメント委員 会」を設置し、リスクマネジメントおよびコンプライアンスの全社 統括責任者として、リスクマネジメント・コンプライアンス担当役 員を選定しています。

 また、コンプライアンスの相談・通報窓口として、担当の役員、 担当部門および社外の弁護士につながるホットラインを設置して います。更に、「大同特殊鋼企業倫理憲章」および「大同特殊鋼 の行動基準」を制定し、全従業員およびグループ各社に周知徹底 しています。また、創業

100

周年を迎え、大同特殊鋼グループ経

営理念を制定し、行動指針を一新しました。併せて、「大同特殊 鋼の行動基準」の考え方を解説した行動基準ガイドブックも改訂 しました。

 併せて、

BCP

(事業継続計画)の策定も進めています。自然災

害を含む重大事故が発生した場合に備え、関係者のいち早い情 報の共有化、スピーディーでかつスムーズな対応処置、および企 業活動への影響の最小化を目的として「重大事故発生時の緊急 対応体制規程」を定め、全従業員およびグループ各社に周知して います。

2016

年度には、自然災害だけでなく、重大設備事故へ

の迅速対応を目的として、

BCP

を大幅に見直しました。今後も、

より実践的な

BCP

の策定を進めていきます。

 また、財務報告の信頼性を確保するため、金融商品取引法に 対応した当社およびグループ会社における体制の整備と運用に 関する基本的な事項を「内部統制規程」にて定め、「内部統制委 員会」を設置しています。

 今後も当社グループ全体としてのリスク管理体制の強化に努 めていきます。

2016

年度における取り組み

 「リスクマネジメント委員会」を継続開催し、重点管理リスクへ の対応など平時のリスクマネジメントに関する課題、対策につい て審議を行いました。特に、地震・津波などの災害に備える各種 施策の実施、技術情報漏洩防止に向けた取り組みについては、 役員をリーダーとする全社横断的なワーキング・グループ活動を 展開しました。

 コンプライアンスについては、内部通報制度の窓口および受 付手段を社内報などにより周知したほか、階層別研修などの定 期的開催および社長メッセージの発信などにより、法令順守およ び企業倫理の徹底に取り組みました。

 財務報告の信頼性確保については、「内部統制規程」および 「内部統制委員会規程」に基づく運用を継続しました。

 上記事項については、関係部門における内部統制システムの 整備・運用状況および今後の整備・運用計画と共に、取締役会に 報告しました。

大同特殊鋼企業倫理憲章

 当社は、次の8原則に基づき、国の内外を問わず 、すべての法律、国際ルールおよびその精神を遵守すると共に、 社会的良識をもって行動します。

1. 顧客、社会に信頼され、満足される「技術・サービス・品質」を通じて社会に貢献する。

2. 公正、透明、自由な競争と適正な取引を行う。また、政治、行政との健全かつ正常な関係を保つ。 3. 株主をはじめ、社会と広くコミュニケーションを行い、企業情報を積極的かつ公正に開示する。

4. 社員の多様性、人格、個性を尊重すると共に、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。 5. 環境問題は、人類共通の課題であることを認識して、積極的、自主的に行動する。

6. 良き企業市民として、企業倫理・法令遵守による企業活動を行う。また、個人情

報・顧客情報保護に留意する。国際的な事業活動においては、現地の文化・慣習 を尊重し、その発展に貢献する経営を行う。

7. 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは断固として

対決する。

8. 経営トップは、本憲章の精神の実現のため、率先垂範して社内への徹底、グルー

プ企業・取引先への周知および社内体制の整備を行うと共に、本憲章に反する 事態が発生したときには、自ら問題解決に当たり、迅速かつ的確な情報公開を行 い、再発防止に努め、厳正な処分を行う。

CSR経営

(5)

16 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06

1.2

0.8

0.4

0

ステークホルダーに対する取り組み

当社は、「お客様」

「株主・投資家」

「地域社会」

「従業員」といったステークホルダーに対して、社会・環境に配慮し

た事業活動を行っています。

品質保証委員会

 大同グループでは、昨今の大きく変化する社会環境の中、

2006

年から、品質担当役員を委員長とした「大同グループ品質

保証委員会」活動を実施しています。[委員:大同各工場の工場 長、グループ内の製造会社の品質保証部門長]

 委員会では、情報共有化による「重要課題の早期解決」、共通 課題の改善による「品質クレームの未然防止」、ベース活動によ る「品質保証基盤強化」などを図り、大同グループとして更にお 客様の信頼を確固たるものにするための活動を展開しています。  また、資格づけ教育の充実、競技会などによる第一線作業者 のスキルアップなど、人財育成活動にも力を入れています。

品質クレーム指数

[品質保証委員会の主な活動]

人財育成活動(例)

1

)品質情報の共有化 • 全社の総知を結集 • 品質ソリューションセンター • 水平展開活動

2

)共通品質課題の改善 • 識別管理強化

(ツールの拡大、教育)

• 変化点管理の強化

• 過去トラブル事例集の蓄積・活用

3

)ベース活動 • 分析分科会 • 非破壊検査分科会 • 火花検査分科会

• 規格分科会

• 重要品質課題の早期解決 • 品質クレームの確実な再発防止

• 資格づけ教育の充実、競技会など

による第一線作業者のスキルアッ プを図っています。

超音波探傷競技会 風景

火花検査は、ビジュアルマニュアルを活用 してスキルアップを図っています。 施策

効果

鋼材品質保証の基盤3技術 『人財育成』『精度管理向上』 『新技術』の視点で改善に取り組み

基本に立ち返り、公的規格をはじ めとしたお客様要求事項の明確化

• 品質クレームの未然防止

• 品質保証基盤強化(含む、人財育成)

お客様に対する取り組み

 当社は、創業以来、常にお客様から信頼される会社を目指し、優れた商品の開発力と共にお客様から高い評価を受け ています。現在、「大同グループ品質保証委員会」を柱とした品質管理改善活動を進め、「当たり前のことを当たり前にや るという風土」を強化すると共に、「変化に強い」大同グループを作り、グループ全体としてお客様の満足度(

CS

)を高める

(6)

品質教育

 当社では、「品質は現場で造り込む」との基本思想から、第一 線作業者に対する品質教育に力を入れています。

 具体的には、

Q7

手法(パレート図、散布図、特性要因図な

ど)、

N7

手法(連関図、系統図、マトリックス図など)、

IE

手法(工

程分析、作業分析、稼働分析など)などを階層別に全社員に対し て教育し、それらの手法を自主管理活動(

JK

=小集団サークル

活動)など現場改善活動の実践で活用し、大きな成果を得てい ます。なお、優れた自主管理活動を行ったグループに対しては 表彰を行い、更なるモチベーションアップに努めています。

製品中の有害物質管理

 製品に対する有害物質の非含有要求が益々高まる中、当社で は、環境

ISO14001

、品質

ISO9001

などを活用し、製品中の環境

負荷物質を管理する体制を強化しています。

[品質保証に関する有害物質管理]

• カドミウムおよびその化合物 • 6価クロム化合物

• 鉛およびその化合物 • 水銀およびその化合物 • ポリ臭化ビフェニル類(PBB類)

• ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE類)など

[大同グループの

ISO9001

認証取得状況]

大同各工場:全工場認証取得済み

• 特記事項(渋川工場)

AS9100(航空宇宙品質システム)、

および特殊工程認定Nadcap

(熱処理、非破壊検査、材料試験)取得 グループ会社:全製造会社で認証取得済み

自主管理活動テーマ数

大同本体: 約1,167テーマ/年

(うち品質関連242テーマ)

グループ会社:約829テーマ/年

自主管理活動実践教育

大同グループ小集団活動発表大会

品質調査実践講座:受講状況  また、スタッフのものづくり力の向上を目的に、

2009

年から

「品質調査実践講座」を開講しています。

 これは、座学と実習により、製品の出来栄えを評価する機械・ 内質試験に対する理解を深めることを狙いとしています。

ステークホルダーに対する取り組み

(7)

株主・投資家に対する取り組み

 当社は、企業価値向上へ向けての絶えざる改善を進めると共に、適時的確な情報開示、コミュニケーションの充実を通 じて、経営の質を高めていきます。

株主・投資家の皆様とのコミュニケーション

 株主の皆様には、期末・第

2

四半期決算後に送付する報告書な

どの刊行物のほか、アニュアルレポート、

CSR

報告書、有価証券

報告書、工場見学会などを通じた幅広い情報提供を行っていま す。また、個人投資家の皆様に対しては、上記情報ツールを自社

Web

サイトで開示し、当社グループに対する理解を深めていた

だけるよう努めています。

 また、ステークホルダーの方々が当社グループに対する一層 の理解を深めていただけるよう、自社

Web

サイトに、社長メッ

セージのほか、業績概況、グループ情報、トピックスなどの関連 情報を掲載しており、幅広くかつタイムリーな情報提供に努めて います。

 このほか、当社の経営状況や経営戦略をご理解いただく機会 として、機関投資家・証券アナリストの方々を対象とした決算説 明会を年

4

回開催すると共に、中期経営計画説明会や主要工場

の施設見学会を開催しています。また、国内外の機関投資家、ア ナリストとの個別ミーティングを精力的に実施し、継続的なコ ミュニケーションの確保に努めています。

 これらの

IR

活動で寄せられたご意見は、経営層をはじめとする

社内各部門にフィードバックし、今後の事業経営に反映させるよ う努めています。

工場見学会

アニュアルレポート アニュアルレポートのセグメント情報

Webサイトの株主・投資家情報ページ

0 300,000 200,000 100,000 20162017 0 8,000 4,000 2,000 6,000 20162017 0 300,000 200,000 100,000 20162017 0 20,000 15,000 10,000 5,000 20162017 0 150,000 100,000 50,000 20162017 –1,000 1,500 1,000 500 –500 0 20162017 0 30,000 20,000 10,000 20162017 0 3,000 1,000 2,000 20162017 0 15,000 5,000 10,000 20162017 0 2,000 1,500 500 1,000 20162017

ENGINEERING TRADING AND SERVICE

NET SALES Years ended March 31 (millions of yen)

NET SALES Years ended March 31 (millions of yen)

SHARE OF NET SALES

(%)

SHARE OF NET SALES

(%)

OPERATING INCOME Years ended March 31 (millions of yen)

OPERATING INCOME Years ended March 31 (millions of yen)

5.4% 2.7% MAIN PRODUCTS

Steelmaking equipment, industrial furnaces and facilities, environmental equipment (for drainage, exhaust, waste disposal and treatment facilities), machine tools, machine maintenance

MAIN PRODUCTS

Sale of Group company products, welfare services, real estate and insurance busi-ness, golf course management, analysis business, outside software sales business

PARTS FOR AUTOMOBILE AND INDUSTRIAL EQUIPMENT

HIGH PERFORMANCE MATERIALS AND MAGNETIC MATERIALS

SPECIALTY STEEL

AT A GLANCE

NET SALES Years ended March 31 (millions of yen)

NET SALES Years ended March 31 (millions of yen)

NET SALES Years ended March 31 (millions of yen)

SHARE OF NET SALES

(%)

SHARE OF NET SALES

(%)

SHARE OF NET SALES

(%)

OPERATING INCOME Years ended March 31 (millions of yen)

OPERATING INCOME Years ended March 31 (millions of yen)

OPERATING INCOME Years ended March 31 (millions of yen)

21.9%

36.6% 33.4%

MAIN PRODUCTS

Specialty steel for automotive parts, indus-trial machinery parts, electrical machinery parts, construction, tool steel, etc. Specialty steel products and materials manufacturing, distribution, raw material sales, transportation and logistics

MAIN PRODUCTS

Stainless steel, nickel-based alloys, electri-cal and electronic parts, magnetic material products (OA·FA motors, automotive meters, sensors, measuring device components, etc.), alloy powder (magnetic powder for HEV), titanium products (medical titanium alloys, shape-memory alloys), welding wire

MAIN PRODUCTS

Die forging, precise hot forging, welded parts (automotive parts and bearing races) / Open die forging (parts for boats and ships, industrial machines, heavy electric machines, steelmaking equipment, chemical equipment, oil drilling rigs, and spacecraft and aircraft) / Casting (manga-nese railway rails, components for automobiles, industrial machines, electric machines and furnaces, advanced cast steel products, etc.) / Precision casting (automotive, industrial machines, electric machines, telecommunications equipment, etc.) / Engine valves, compressors, hydraulic equipment, machine tool parts

04 05

AT A GLANCE

AT A GLANCE

UTILIZING OUR STRENGTHS, AIMING AT FURTHER GROWTH

Year ended March 31, 2017 ANNUAL REPORT 2017

ステークホルダーに対する取り組み

(8)

地域社会に対する取り組み

 大同特殊鋼は、地域社会への責任と貢献を重視しています。当社は、中部・東海から関東にかけて

6

工場を擁し、関連す

る多くのグループ企業と共に、広い地域で雇用の創出に貢献しています。また、各事業場単位では、さまざまな催し事を通 じて地域住民とのコミュニケーションを深めています。

星崎工場

「観桜会」

 星崎工場では、毎年桜の季節に開催す る「観桜会」が恒例行事となっています。 地域の皆様にグラウンドを開放し、

3

日間

で約

1,500

人の方に桜見物を楽しんでい

ただいています。

「秋の祭典」

1973

年に始まり、毎年

9

月に開催して

いる「秋の祭典」では、地域の方とのふれ あいを図るため、地域中心の運動会と従 業員対象の競技大会を実施しています。

渋川工場

「大同ふれあいフェスティバル」

 毎年

8

月に「大同ふれあいフェスティバ

ル」を開催し、日頃から工場運営へのご理 解・ご協力をいただいている地域の方々 に、盛りだくさんの企画・イベントを楽し んでいただいています。

「河川清掃」

 地域の環境美化活動として、鍛造工場 と製鋼工場の間を流れる前金沢川と川沿 いの市道の河川清掃を実施しています。

地域社会貢献活動

 各事業場における主な活動は以下のとおりです。

知多工場

「サマーフェスタ元浜」

 東海市の横須賀・養父・高横須賀・中ノ 池自治会が毎年

8

月に主催する「サマー

フェスタ元浜」に協賛しています。キャラ クターショー、盆踊り、花火などが行わ れ、毎年多くの皆様が訪れます。

「インターチェンジ清掃」

 知多工場が隣接する西知多産業道路 横須賀インターチェンジと周辺道路の清 掃活動を行っています。これは、東海市の 「花と緑いっぱいの美しいまちづくり」の 活動の一環として行っており、毎年多くの 従業員が参加しています。

ステークホルダーに対する取り組み

(9)

名演奏家シリーズ

 中部日本放送株式会社の企 画・主催により1987年に始ま

り、1991年から当社の単独協

賛で「名演奏家シリーズ」を毎 年開催しています。本シリー ズは「大規模ホールでのオペ ラ、フルオーケストラの演奏 に飽き足らない音楽愛好家の 皆様に、室内楽専用のホール で一流の演奏をじっくりと楽し んでいただく」というコンセプ トに基づき、個性的なリサイタ ル・シリーズとして、地域の音 楽文化に貢献しています。

文化活動支援

築地テクノセンター

「納涼盆踊り大会」 「東築地学区大運動会」

 築地テクノセンターのある名古屋市港区東築地学区の恒例行事「納涼盆踊り大会」 「東築地学区大運動会」開催のため、毎年グラウンドを開放しています。

10月26日(木)電気文化会館

ザ・コンサートホール

若林

ピアノ・リサイタル

11月8日(水) 電気文化会館

ザ・コンサートホール

成田

達輝

ヴァイオリン・リサイタル ピアノ:中野翔太

11月21日(火)電気文化会館

ザ・コンサートホール

ワルター・アウアー

フルート・リサイタル ピアノ:沢木良子

12月5日(火) 電気文化会館

ザ・コンサートホール

吉野

直子

ハープ・リサイタル∼川本嘉子のヴィオラとともに∼

2016年度プログラム

2017年度プログラム

11

16

日(水)

三井住友海上しらかわホール

ライナー・キュッヒル

ヴァイオリン・リサイタル

ウィーン・フィルの 名コンマス 退任後初の 名古屋公演

大同特殊鋼

創業

100

周年記念

家族で音楽を楽しもう!

親子でめいっぱい音楽を味わうスタイルが人気の プログラムが名古屋初開催。

創業100周年を記念して当社が単独協賛しました。

5

4

日(水・祝) デザインホール (ナディアパーク3F)

レ・フレール

バギ・ウギ・ライブ

in NAGOYA

川崎テクノセンター

「工場周辺の清掃」

 ボランティア活動と して、

2003

年 度 から

工場周辺のゴミ拾い活 動を月に

2

回のペース

で実施しています。

王子工場

「グラウンド開放」

 工場休日に近隣住民 にグラウンドを開放し、 地元の少年野球チーム などに利用していただ いています。

「東築地小学校」工場見学

 毎年、名古屋市立東築地小学校の

3

生約

100

名による工場見学を受け入れ、

学校の授業に貢献しています。

©Winnie Kuchl

1

20

日(金)

愛知県芸術劇場コンサートホール

大同特殊鋼創業100周年記念

チョ・ソンジン

ピアノ・リサイタル

ショパン 国際コンクール 優勝の実力と才能 本シリーズ再登場!

©Ramistudio.com

12

1

日(木)

電気文化会館ザ・コンサートホール

藤木

大地

&

福田

進一

  デュオ・リサイタル

∼カウンターテナーとギターによる “音の旅”∼

©K.Miura

ステークホルダーに対する取り組み

(10)

従業員に対する取り組み

健康・衛生体制

 当社では、従業員の健康・衛生に関して医療機関や健康保険組合と協力して継続的な活動を実施してきましたが、創業

100

周年を迎えた

2016

年を「健康改革元年」と位置づけ、新たに健康経営宣言を行いました。

〈大同特殊鋼グループ健康経営宣言〉

「安全と健康は幸せの原点」であり、

「人財は会社の宝」という認識の下、

「社員が生き生きと働く大同特殊鋼グループ」を

築き上げます。

― 重点施策―

1.

高ストレスの予防

2.

疾病の「早期発見・早期治療」の促進

3.

「一人ひとりの健康意識向上」の支援

疾病の「早期発見・早期治療」の促進

 当社では、充実した産業保健スタッフ体制で、疾病の早期 発見・早期治療の取り組みを行っています。

産業保健スタッフ体制

産業医 常勤 3

非常勤 4

保健師 13

ヘルスキーパー 4

合計 24

早期発見・早期治療の取り組み

がん検診の充実 ・ 全年齢対象で胃、大腸、婦人科検診受診可(会社、健保補助)

ハイリスク者対応

・ 全年齢対象で血液検査実施

・ 有所見者は産業保健スタッフで

継続フォロー

二次検診の勧奨 ・ 健康診断結果から、産業医面談で受診勧奨実施

「一人ひとりの健康意識向上」の支援

 当社では、健康保健組合と協力しながら、食事、運動、禁煙と いった個々のニーズに合った健康支援を情報提供や体験を通じ 行っています。

2017

年から定期健康診断に併せて、体力診断

(柔軟性、俊敏性、バランス力)と体組成測定を始めました。自ら の体力年齢を数値化することで、気づきにつなげ、個々人の運動 意欲向上を図ります。

健康意識向上の取り組み

健康増進支援・啓発

・ 各事業所イベント

(ウォーキング、ボウリングなど) ・ 体力診断

・ 体組成測定、ストレッチ体操

・ 保健師出前教育

・ 健康情報発信

・ 禁煙デーの設定

生活習慣病予防セミナー ・ 糖尿セミナー

・ ヘルシーメニュー昼食会 メンタルヘルスフォロー体制

* Employee Assistance Program

大同特殊鋼

外部機関

労働組合

上司

専門機関 (医師・弁護士など) 産業保健

スタッフ

従業員

家族

EAP*

(外部カウンセリング)

高ストレスの予防

2016

年度より「職業性ストレスチェック」を実施し、高ストレ

スの判定と希望者に対する医師面談を開始しました。  また、産業保健スタッフにより継続的なフォローを実施すると 共に、個人のニーズに沿った対応(

EAP*

、外部機関)の活用も

行っています。

ステークホルダーに対する取り組み

(11)

仕事と生活の調和

 当社では、従業員が 、各々のライフステージにおいて仕事と生活のバランスを取り、「仕事の充実」と「仕事以外の生 活の充実」の好循環がもたらされることが会社の発展につながるものと考え、各種制度の導入や職場環境の整備を図っ ています。

ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて

 従業員のさまざまなライフスタイルに合わせた働き方を可能 とするため、フレックスタイム制度をコアタイムなしで導入してい ます。年次有給休暇についても、半日単位での利用や、付与

2

後に失効してしまう休暇を

1

年につき

5

日、最大

55

日まで積立可

能とし、家族の介護やボランティア活動などでの利用を可能とし ています。

育児支援制度

 育児を行う従業員に対する支援制度として、法令の定める育 児休業や深夜業務の制限のほか、法を上まわる制度として、次の ような制度を導入しています。

所定外労働の免除 時間外労働の制限 所定労働時間の短縮

小学校3年生までの子を養育する従業員

を対象とする。

子の看護休暇

小学校卒業前の子を養育する従業員を対 象とし、子の数にかかわらず1年に10日ま

で有給の休暇を付与する。半日単位で取 得することができる。

介護支援制度

 介護を行う従業員に対する支援制度として、法令の定める所 定労働時間の短縮、時間外労働の免除・制限、深夜業務の制限 のほか、法令を上まわる制度として、次のような制度を導入して います。

介護休業

介護対象者1人につき、通算365日間を

最 大3回 まで 分 割して 休 業 を 取 得 で

きる。

介護休暇

家族を介護する従業員を対象とし、介護 対象者の数にかかわらず1年に10日まで

の有給の休暇を付与する。(半日単位で 取得可能)

勤務地限定制度・キャリアリターン制度

 育児や介護などで本人が希望し会社が認めた場合は勤務地を 限定できる制度を導入しています。また、出産、育児、介護、配 偶者の転勤を事由とした退職者のうち、退職から

5

年以内に再雇

用を希望する者は会社に登録し、社内に求人が発生したときに、 登録者全員の職務履歴と業務内容などを勘案のうえ選考して再 雇用する、キャリアリターン制度を導入しています。

エイジフリー社会を目指して

 希望者全員の

65

歳までの継続雇用制度の導入などを企業に

義務づける改正高年齢者雇用安定法が

2013

年に施行されまし

たが、当社はこれに先駆けて

1992

年から定年後再雇用制度を導

入しており、その後も労使協議を経て制度の改正を続け、現在の 「マイスター制度」として社内に深く浸透しています。

ダイバーシティ推進プロジェクト

 従業員一人ひとりがやりがいや充実感を持って仕事をしていく ことが当社のものづくりを支える原動力となります。

 年齢や性別などの属性にかかわらず、全員が「働きがい」を感 じられる会社を目指して「ダイバーシティ推進プロジェクト」を設 置し、環境づくりを進めています。

 当社では、まず「女性の活躍推進」に主眼をおいた活動から取 り組みを開始しています。採用に関しては、女性の採用比率に目 標を設定しています。従来から鉄鋼業は「男性の職場」と思われ がちであったことなどから、当社で活躍する女性従業員の姿を紹 介することで当社への理解を深めていただき、応募者増を図って います。また、入社後の女性従業員が、特に製造現場に配属さ れ活躍できる職域を拡大するため、配属職場の理解促進や就労 環境の更なる改善を進めています。

 更に、従業員がその能力を最大限発揮できるような育成を念 頭においたキャリアプランの検討、社内風土や意識改革のため の研修の実施、多様な人材の活躍を支援するための制度改定な どを着実に推進していきます。

女性の活躍に関する公的な認証取得

【愛知県ファミリー・フレンドリー企業】

 社員が仕事と生活の調和を図ることがで きるよう積極的に取り組んでいる企業とし て、

2005

10

月に愛知県より認証を受けて

おり、現在も認証の継続維持をしています。

【あいち女性輝きカンパニー 】

2015

12

月、女性の活躍促進に向け、

トップの意識表明や採用拡大、職域拡大、育 成、管理職登用のほか、ワーク・ライフ・バ ランスの推進や働きながら育児・介護ができ

る環境づくりなどの取り組みを行っている企業として、愛知県よ り認証を受けています。

愛知県ファミリー・ フレンドリー・マーク

ステークホルダーに対する取り組み

(12)

従業員教育

 環境変化が著しい中、『 企業は人なり』という言葉のもと、行動指針である『 高い志と誠実さを持ち、自ら成長すると 共に、チームの力を活かし、挑戦しつづける』を実践し、経営理念が目指す社会貢献を果たすことができる人材を育成す る。それを大同特殊鋼は目指しています。

プロフェッショナル人材の育成

 生涯教育体系に基づき階層ごとに必 要な知識・技能を習得することで、段階 的に「ものづくりのプロフェッショナル」 へと成長していきます。

大同グループ新入社員研修

 木曽駒ヶ岳にて

7

8

日の合宿研修を

実施、大同ゆかりの地から社会人への第 一歩を踏み出します。ここでは、社会人と しての気質・知識を学びます。

ダイバーシティ推進

 女性エキスパート

*

新入社員の技術学

園での教育および、受入職場の上長や管 理職にもダイバーシティの理解と推進を 目的とする教育を実施し、

1

年後の配属

に備えます。

グローバルスタッフコース教育体系 

エキスパートコース教育体系 

班員 L3(班長)

室長

L2(工長)

工場長・部長

L1(係長)

事業部長

管理技法 職責・役割

専門技術

JK(Q7/N7)手法講座

洋上大学

ダイバーシティ推進研修 職場指導員教育

大同大学留学 職場学習会

管理手法教育(6大ロス撲滅講座・原価管理講座) 一般保全教育(保全管理・機械基礎・電気基礎)

機械保全マン教育(初級・中級・上級)電気保全マン教育(初級・中級・上級) 技術・資格取得講習 国家技能検定(事前教育・受験)

新任工長研修 班長フォロー研修

新任班長研修 配属7年目研修

配属5年目研修 配属2年目研修

E4 D3 G1 G2 G3 G4 E3 D2 E2 D1 E1 D0

新任係長研修

★工長パワーUP

研修

新入社員教育 (技術学園)

★:選抜研修 ★:選抜研修

階層別研修

ビジネススキル

専門教育

ヒューマンスキル リスクマネジメント

専門知識

TOEIC受験

【DMK】[理系]品質調査実践講座★

【DMK】材料・製品専門講座★

ブラザー研修★

1年目フォロー(モチベーション)

3年目(ロジカルシンキング)

〈新入社員研修〉

• 社長講話/社会人の心構え/就業規則 • リスクマネジメント【入門】 • TOEIC/海外勤務者講話 • ビジネスマナー/プレゼンテーション • 工場見学/現場実習/DMK材料製品講座 • 規律訓練/体験実習

〈RE主管教育〉

• [理系]知的財産講座(G2以下)

• [理系]他事業部研究(5年目)

• [文系]他事業部研究★(G1以下)

• [文系]総合講座(物流・商流・会計)(2年目)

3年目(キャリア開発①)

【D3前】リスクマネジメント【初級】

新任部長研修(リスクマネジメント【上級】)

【ヘル】管理監督者メンタルヘルス +ハラスメント研修(主任部員)

【D3前】事業戦略(国内・グローバル) 俯瞰塾(室長)★

経営幹部セミナー★ セカンドライフセミナー(58歳)

キャリアプランセミナー(50歳) ダイバーシティ推進研修

【D1前】経営戦略

【D3前】経営分析実践 【D3前】リーダーシップ/コーチング実践/キャリア開発②

新任室長研修(リスクマネジメント【中級】) 新任室長研修(マネジメント)

【D2前】経営リーダーシップ (人と組織を動かし変革を実現する)

【G1前】マーケティング基礎/原価管理/コンプラ

【G1前】コミュニケーション/コーチング基礎 【G1前】ファシリテーション/タイムマネジメント

1年目フォロー(ロジカルシンキング)

]専

会︵

高等経営学講座★

スターセミナー★ 俯瞰塾(部長)★

〈グローバル人 材育成〉

• 海外留学★ • 海外ト

レーニー制度 ★

• 海外短期研修★ • 赴任前駐在員教

育★

• 国内留学★ スタッフコースDMK*講座

新入社員研修(走歩ラリー)

学園生活を送る女性エキスパート社員

* 「大同モノづくり改革」の略

ステークホルダーに対する取り組み

(13)

安全

 当社では、「安全をすべてに優先する」という基本方針のもと、労使協が三位一体の活動を展開しています。また、自然 災害に対する防災体制の充実にも注力しています。

安全管理体制

 当社では、社長を頂点とし、常時、全社的な対応が可能な安全 管理体制を整えています。「安全をすべてに優先する」という基 本方針に基づき、安全健康推進部が全社の羅針盤であると同時 に事業場間の横串機能を発揮し、各事業場の安全チームと連携 を取りながら職場のハードとソフトの改善や安全アシスト技術の 開発などを行っています。

 また、年間を通じて経営陣を交えた安全衛生行事を編成し、 労使協が一体となって目に見える形で安全衛生活動を進めて います。

防災

 多くの従業員、設備、施設を抱える当社にとって、近く予想される東海大地震をはじめ自然災害に対して可能な限りの備 えを施すことは大きな社会的責務です。この自覚に立ち、防災マニュアルの整備、避難訓練の実施など防災教育の徹底を 図ると共に、緊急地震速報装置の設置、災害発生時の連絡網整備など防災体制の充実に力を入れています。

安全成績

 製造業における事故発生率は全産業の 平均レベルを下回っており、鉄鋼業は特 に低位安定した推移を示しています(グラ フ参照)。当社は、近年そうした鉄鋼業の 中でも良好な実績を残していましたが、

2016

年は

4

件の休業災害が発生しまし

た。社長による『緊急安全メッセージ』の もと、更なる安全活動を強力に推し進め ています。

事故発生率

鉄連総合  大同特殊鋼  製造業  全産業

安全教育

 当社グループでは、社内スタッフ、エキスパート、協力会社の 垣根なく、現場に従事する全従業員を対象に共通の安全教育を 行っています。具体的には、コミュニケーション不足の危険性、 設備本質安全化、リスクアセスメントなどを中心に、安全配慮や 安全責任の大切さを職責別に教育しています。また、近代の製 造プロセスでは稀になってきた危険を体感設備で再現し、従業員 に危険要因・回避手段を考えさせる取り組みも実施しています。

室長安全衛生教育

16 15 14 13 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01

0.40 1.05 1.62

0.15 0.38

0.31

1.00 0.94

1.59 1.58

0.15 0.15

0.34 0.27

0.28 0.29

1.06 1.06 1.15

1.66 1.61 1.63

0.07 0.00 0.34

0.97 1.79

0.07 0.36 0.98 1.77

0.08 0.38 0.98 1.78

0.24 0.44 0.99 1.85

0.39 0.48 1.01 1.95

0.30 0.51 1.02 1.90

0.30 0.53 1.09 1.83

0.15

0.41 0.99 1.62

0.14 0.41 0.98 1.61

0.08 0.51

1.12 1.75

0.00

2.0

1.5

1.0

0.5

0

ステークホルダーに対する取り組み

参照

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